理事長の独り言

ロンドンオリンピックが終わりました。たくさんの人が各国選手の活躍に感動されたと思います。私もその一人です。ところで、今回のオリンピックで私の知る限り、オリンピック史上初めてのことが、二つあったのではないでしょうか。一つは参加国地域全てに女性競技者が認められたこと。これまで中東の一部では女性の参加は認められなかった。また同様に全ての競技種目で女性の競技が設けられたことです。ボクシングが最後でしょうか。もう一つは両足義足のランナーが正式に認められ400m走に参加しました。惜しくも予選で敗退しましたが、画期的な出来事だと思います。がしかし、余計なことですが、これから先さまざまな議論が起こってくるでしょうね。オリンピックとパラリンピックの競技参加者をどのような基準で分けるのか?そもそも分けないようにしていくのか?はたまた、「装具」の基準は?などなど考えると難問が次々浮かんできます。でも、みんながいろいろ考えて新たな問題が出てきて、また、それを乗り越えて・・の繰り返しで進んで行くんだろうと思います。ところで、先日行われた銀座での街宣パレードに50万人の方が訪れたとか、パラリンピックも同様に応援してくださいね。